地域自治区を語る会

活動日誌
11 /24 2008
 市主催の「合併前上越市における地域自治区を語る会」は、昨日の雁木通りプラザに引き続き、今日はレインボーセンターで行われました。
 私は昨日は別の会に参加したため、今日の直江津での会に参加しました。帰りに気がついた範囲では、松野議員や瀬下議員の姿を確認しました。
 市長の挨拶、担当者による地域自治区の説明の後、すでに地域自治区のある板倉区・名立区の地域協議会委員からの活動紹介が行われました。有線放送のアナウンサーの司会でしたが、これまでの経験が実感を持って語られて理解が深まった面があったとはいうものの、進行に深みが感じられず次々に質問をこなしただけといった面も感じました。もう少し深く掘り下げてほしいところです。
 最後の質疑では、関心を持った参加者が多かったせいか、次々に質問が出て、興味深いものになりました。
 参加者からは、「導入までの道筋は?」「市民の多くは理解が進んでいない。今後どう広報していくのか」「課題別の区割りはどうか」「町内会・同連絡協議会との関係はどうなのか」「住民参加のバロメーターをどう考えているか」「弱者の声や声なき声を地域協議会にどう生かすのか」「自治区と住居表示や字との関係はどうなるのか」といった質問が出されたほか、「私は谷浜だが、ここレインボーセンターならすぐこれるのに、事務所が春日山とはどういうことか」といった指摘や「これまで13区の地域協議会で出された自主案件が市政にどれくらい生かされているのか」といった鋭いつっこみもありました。
 また、「議会の議員定数」への関心が高く、地域協議会との関係での質問も出されました。この件では、市長の答弁が少々気になりました。「地域のことは地域協議会でということになれば、議会の議員定数は大幅縮小が可能ではないか」といった質問に対し、市長は「地域のことは地域でという時代がきている。そのための地域自治区の提案だ。そうなれば議会議員の数は必然的にこれぐらいでいいのではないかということが巷間話題になると思う。そうした市民の声が大きくなってくれば、議会でも考え話し合われるのではないか」と答弁しました。
 しかし、これはかなりまずいのではないでしょうか。地域協議会が地域のことを話し合い、地域自治を進めることは大いに結構。市長もさらに市民の声を把握することは大切です。しかし、地域協議会はあくまでも「市長の付属機関」であり、議会に代わるものではありません。市民の代表として市政を厳正にチェックしていく議会は、地域協議会とは別に相応の体制を確立することが必要です。地域協議会の活躍と、議会の議員定数との間には基本的に関係はないことであり、それを関連あることのように表現した市長の発言は、きわめて不穏当なものであると考えます。この点、ある参加者から、「地域協議会で地域のことをしっかり審議することは重要だが、それと議員定数縮小とは違う」という的確な指摘もありました。

 このほかにも、「市民の理解の点では、いろいろな手段で広報してきている」という担当部長の答弁がありましたが、「広報した結果や、議論の中身がどうであったか」ということこそ重要なのに、その中身の点には触れられませんでした。残念です。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!