新幹線シンポ

活動日誌
10 /28 2008
 午前中は会議の準備やいろいろな資料作りにおわれましたが、午後は城西中学校の音楽祭に招かれ、久しぶりにホールで合唱に堪能しました。城西中の音楽祭は、上の息子が入学した1995年に保護者として参加して第九を歌いましたが、それ以来です。クラスごとの合唱コンクールの形式でしたが、一生懸命練習してきたと見えて、どのクラスもすばらしいハーモニーで聴き応えがありました。特に3年生はしっかり声も伸びているだけでなく、表現もしっかりしていて、「さすが」と思いました。ここまで引っ張ってこられた先生方の日ごろの努力がしのばれます。
 最後は生徒全員がステージにのぼっての「大地讃頌」です。500人の合唱ですから、70人編成の吹奏楽部の伴奏も顔負けです。思わず自分もステージにのぼりたくなりました。どの子もまっすぐ前を向いてしっかり歌っている姿には、まさに「感動」でした。できれば、この編成でもう数曲じっくり聴きたいと思ったのは、私だけではなかったと思います。
 夜は、竣工したばかりの春日謙信交流館で行われた「みんなで創ろう!新幹線時代の地域の魅力」シンポジウムに参加してきました。
 内外の多才な人から、新幹線の開業にともなう上越の予想される変化と求められる対策について講演あるいは発言がありました。
 特別に意外な視点や新しい事実、重大な提起といったものは見あたりません。全体としての基調は、やはり「新幹線で地域が活性化する(かも知れない)」というバラ色の夢を語るものでした。しかし、よくよく注意して聞いていると、その中にも地域の衰退を招きかねない要素があることの指摘もあり、強調されなかったそうした点こそ注意深く見ていく必要があると感じました。
 特に、「佐久の轍を踏むな」「全国の中には中心市街地が衰退してイトーヨーカドー市やジャスコ市になってしまっているところが少なくない」という指摘こそ、きちんととらえるべきであると思います。
 総じて、新幹線で観光をもり立て、上越を売り出していこうという論調でしたが、私としては果たしてそれでいいのかという疑問が常にあります。いっそのこと、この上越を「桃源郷」にしようという考えではどうかとすら思います。「桃源郷」は、人々がゆったり満ち足りた暮らしをしている別天地ですが、一番の特徴は、他の世界との接触を断ち、所在すら秘密にしていることです。そこまではいかなくても、地元の市民の暮らしの安定を最優先にすればいいことで、無理に他地域からの観光客の入り込みに血眼にならなくてもいいのではないかと思うのです。こうして市民が暮らしやすいということになれば、一時的な観光客ではなくて、定住人口の増大につながる最善の結果になるのではないでしょうか。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!