日米共同訓練なぜ悪い

活動日誌
03 /14 2017
 先日から、日米共同訓練の反対運動を行っています。
 しかし、なぜ、こうした訓練に反対するのか、わかっていただけない方もいらっしゃるようです。
 うまくすっきり説明するために、ちょっと引用します。
 10年ほど前に、日本共産党の志位委員長が慶応大学で行った学生向けの講座の一部です。
 聴講生からの質問に答える部分です。ここでは「基地」問題を取り上げていますが、共同訓練も同様ですので、お読みください。

日本から米軍基地がなくなったら、だれが日本を守るのか
<聴講生>  素朴な質問なんですけれども、僕はべつに自民党の支持者ではありませんが、日本から米軍基地が仮になくなったら、だれが日本を侵略から守るのでしょうか。
<志位> この質問に答える前提として、事実としていま日本にいる米軍で日本防衛の任務をもっている軍隊があるかどうか、調べてみてください。
 在日米軍で最も数が多いのは海兵隊でしょう。四万七千人の在日米軍のうち二万六千人が海兵隊です。沖縄に海兵隊がいます。岩国にもいます。海兵隊というのは防衛の任務を与えられていませんよ。海外での戦争に殴り込む部隊なのです。
 それから在日米軍の空軍はどうでしょう。嘉手納の空軍基地、それから青森の三沢基地にもいます。これがどういう部隊かというと、航空宇宙遠征軍というのを編成しているのです。つまり日本を根拠地にして世界中どこでも、空中給油機と戦闘機と爆撃機が一体になって、どこでも爆弾を落とせるような体制になっている。空軍も遠征軍なのです。
 在日米軍の海軍はどうでしょう。横須賀を母港にしている空母機動部隊でしょう。空母というのは、今度のアフガン戦争をみたって、これも攻める一方の兵器でしょう。
 そうすると、在日米軍は日本を守るためにいるんじゃない。日本を足場にして世界に出ていくために、世界に殴り込むための部隊なのです。これがなくなることは、日本がかえって安全になるということなのです。まず、なくなることが安全なのです。
 日米安保条約を廃棄し、在日米軍には本国に帰ってもらって、そのうえでどうして日本を守るかということについては、そのときにすぐに自衛隊をなくすわけにいかないだろうと考えています。安保はなくしたいという人でも、自衛隊は必要だという考え方の人は多いですから。安保をなくして在日米軍がなくなるその段階で、自衛隊は抜本的に軍縮する。しかしこの自衛隊を解消する、憲法九条の完全実施の手続きをおこなうには、その先、一定の時間がかかるだろう。つまり、そのとき私たちが政権についていたとしますと、自衛隊と私たちの参加する政権が共存する期間というのがあるだろうというのが、私たちの見通しです。
 こういう期間をつうじて、民主的政権が、憲法九条をいかした平和外交によって、日本のまわりの国、韓国、北朝鮮、中国、東南アジア諸国、アメリカ、ロシア、そういう国々と本当の平和・友好の関係をつくって、もう軍隊がなくても大丈夫、もう十分に日本の平和は大丈夫という、国民多数の合意が成立したところで自衛隊の解消をおこなう。これが私たちのプランです。二一世紀の世界、東アジアの条件をみれば、そういう合意が成立することは、おおいに可能だと考えています。
 それでは自衛隊が過渡的に存在している期間に、もしも日本が侵略されるという事態が起こったらどうするか。これはほとんど想定できない理論的仮定なのですが、そのときの答えも私たちはこの前の大会で出しました。そのときは、そのときにあるすべての手段を使って抵抗する。その手段のなかから自衛隊を排除しない。自衛隊も活用するということです。
 そういう方針を決めていますけれども、憲法九条の完全実施のために、うまずたゆまず努力する、軍縮をはかり、国民の合意で最後はなくしていくという立場で努力するというのが、私たちの考えなのです。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!