胸に落ちる話

活動日誌
07 /05 2016
 だいぶ前になりますが、6月8日に野党が共同街頭演説会を長岡駅前で行いました。
 その際の志位和夫委員長の演説の内容を紹介します。
 とこかく胸にすっきり落ちる話です。

 日本共産党の志位和夫です。今日は、野党と市民の統一候補、森裕子さんを皆さんの力で必ず国会に押し上げていただきたい。このことをお訴えするためにまいりました。
 共産党はこれまでの国政選挙は独自に戦ってきました。しかし、今度ばかりは方針を変えなければならないと考えました。安倍政権がやっていることが、あまりにも危険だからです。
 安倍政権はみんなの力で倒さなければなりません。倒すためには、選挙で勝たなければなりません。選挙で勝つためには野党が一つにまとまらなければなりません。過去、いろいろあっても未来に向けて大同団結してがんばり抜こうではありませnか。
 全国32の1人区全てで野党統一候補が実現しました。この方針に踏み出したときは、ここまで前進するとは、正直言って、思いませんでした。うれしい想定外です。市民の皆さんのお力添えあってのことだと考えています。
 しかし、これからが戦いです。野党が本気で結束し、市民の皆さんと心を一つにして、1たす1が2じゃなくて、3にも4にもなるような戦いをやって、森裕子さん、必ず押し上げようじやありませんか。
 私は新潟県民の皆さんの4つの切実な願いをどうか森裕子さんに託していただきたいということを訴えたい。
 第1は、憲法違反の安保法制、私たちは戦争法と呼んでいますが、きっぱり廃止する。平和の願いはこぞって森裕子さんに託してください。よろしくお願いします。集団的自衛権はどういうことか。自衛という言葉が入っていますが、日本の自衛とも国民の命を守ることとも全く関係ありません。日本がどこからも攻撃されていないのに、同盟国が攻撃されたら一緒になって戦争をやるということなんです。
 自民党などはアメリカが攻撃されたら、黙ってみていられないといいます。しかし、あのアメリカに戦争を仕掛けた国がいったい世界のどこにあるでしょうか。考えてみると、歴史をさかのぼって75年前の日本の真珠湾攻撃が最後の例ではないでしょうか。それ以降のアメリカの戦争といえば、ベトナム戦争しかりイラク戦争しかり、みんなアメリカによる侵略戦争ばっかりです。集団的自衛権とは、そういうアメリカの無法な戦争に日本の若者を駆り立てるということなのです。殺し殺される日本にしては絶対になりません。憲法違反の安保法制はきっぱり廃止しましょう。この平和の願いを森裕子さんに託してください。お願いします。
 第2の願いは、格差拡大のアベノミクスはもうやめて、国民の暮らし最優先の政治に切り替えようという願いです。どうぞこぞって森裕子さんに託していただきたい。
 アベノミクス、アベノミクスと言って3年半がたちました。アベノミクスは、よくトリクルダウンと言いますが、まず大企業にもうけてもらい、そのうち家計に回ってくるといいます。そういって3年半たった。皆さんのところに回ってきたか。待てど待てど一向に回ってこないではありませんか。
 安倍さんはアベノミクスの自慢をするのに、いろんな数字をたくさん並べます。しかし絶対に言わない大事な数字が2つあります。1つは働く人の実質賃金が5年連続マイナス、5%も目減りしている点です。これは大問題です。
 もう一つは、日本経済の6割を占める個人消費が2014年度、15年度、2年連続マイナス。戦後初めてです。消費が冷え込んでいます。アベノミクスの失敗は、もう明らかではありませんか。
 ところが、安倍首相は全然失敗を認めません。アベノミクスのエンジンをもっとふかすと言っています。欠陥車のエンジンをふかしたら炎上しちやうじゃありませんか。日本経済、文字通り火の車になっちゃうじゃありませんか。アベノミクスという欠陥車はリコールして、スクラップエ場に送るしかありません。
 じゃあ野党はどうするのか。安倍さんは野党に対案がないと言って悪口を言っています。そんなことはありません。
 野党はこの間、安保法制以外のいろんな分野でも共通政策をまとめてきました。昨日も市民連合の皆さんとそういう調印をやりましたが、アベノミクスについてはアベノミクスがもたらした国民生活の破壊と貧困格差を是正する。これが共通政策になっています。
 もっと具体的な中身もあります。例えば、保育士や介護福祉士の給与を引き上げる。1人親家庭の児童扶養手当を増額し、子供の貧困をなくしていく。長時間労働を是正し、最低賃金を大幅に引き上げる。累進所得税をしっかりやって、そこで財源をまかなう。こういう中身、全部入っています。その気になれば政権だってしっかりやれるぐらい共通政策が豊かになっていることを報告しておきたいと思います。もうアベノミクスはやめて、森裕子さんで国民の暮らし最優先の経済に切り替えようではありませんか。
 第3の願いは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対して、この新潟の農業、日本の農業を守り、育てていこうという願いを森裕子さんに託していただきたい。心からお願いします。
 国会審議を通じても、TPPが自民党自身が賛成した国会決議に二重に違反していることがはっきりしました。国会決議では国民に十分な情報提供すると書いてあるにもかかわらず、あの真っ黒塗りの資料、真っ黒くろすけの資料、全部国民に秘密にして強行しようとしています。許せません。
 聖域を守ると言ったじゃありませんか。ところが農産物の重要5項目、コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖。この5項目について30%の品目で関税が撤廃され、残り7割の品目でも関税率は引き下げられ、無傷な品目が一つもないことが明らかになりました。こんな協定にサインして、聖域を守ったなんていうのは、国民に対する大嘘ではありませんか。
 2012年の総選挙で自民党が貼りめぐらしたポスター、TPP断固反対、ウソつかない、ぶれない自民党。これがウソだったことがはっきりしました。TPPは農業だけじやない。食の安全、雇用、医療、日本の経済主権丸ごとアメリカに売り渡そうというものです。この亡国の協定、森裕子さん勝たせて、ストップをかけていこうではありませんか。
 最後に第4の問題。この間の野党の党首会談で安倍政権における憲法改悪に反対することが合意になりました。憲法に対する考え方、いろいろあっても、今の安倍政権に憲法をいじらせるわけに絶対いかないという点で野党は結束していることを報告したいと思います。
 安倍首相は、国会答弁で自民党は憲法を改正していく、自民党は憲法改正草案を決めている、国政選挙で示すと公言しています。自民党が決めた自民党改憲案を許していいかどうか。これを読むと、恐ろしいことが満載です。憲法9条2項を丸ごと削除し、国防軍の保持を書き込み、自衛隊の海外での武力の行使を無条件に可能にしようとしています。緊急事態条項という戦争や災害の時には首相に独裁的な権力を集中して、国民の皆さんの人権を停止する恐ろしい毒薬も入っています。
 一言でいうと、憲法を憲法でなくしてしまう。憲法によって権力を縛るのではなく、憲法によって国民の皆さんを縛り付ける。こういう変質をはかろうとしています。皆さん、許せませんね。独裁と戦争への道、許せません! 安倍改憲、断固ストップの願いは、どうか森裕子さんに託してください。よろしくお願いいたします。
 最後に一言。安倍首相は野党共闘に危機感を燃やして、いろんな悪口を毎日のように言っています。安保条約や自衛隊で政策が異なる政党が選挙協力をやっていることは許せないということを言い歩いています。私は別に安倍さんに許してもらう、許しを請うつもりはありませんが、許せないと言っています。
 しかし、野党は、安保法制廃止と立憲主義を取り戻すという大義のもとに結束しています。そして立憲主義を取り戻すというのは、憲法を守る政治を取り戻すということです。当たり前のことじやないですか。たとえ政策に違いがあったとしても、それを横に置いてでも最優先でやらなければならない仕事ではありませんか。
 だから共産党は、安保条約や自衛隊の共産党独自の政策を野党共闘に持ち込むことはしないということを最初からはっきり宣言しています。にもかかわらず、そういう悪口を言えば、野党共闘がなんとかなるというのは考え違いだということをはっきり申し上げたい。許せないというんだったらね、憲法を破って、立憲主義を壊して、安保法制を強行した安倍政権こそ許せません。安倍政権を倒そうじやないですか! みんなで力を合わせて森裕子さんを必ず押し上げようではありませんか。共産党も勝つために必要なことはなんでもやる決意でがんばり抜くことをお誓いして、私の訴えとさせていただきます。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!