男女共同参画を進めるには

活動日誌
12 /18 2014
上越市は、かなり以前から男女共同参画推進に取り組んできたとされており、第2次基本計画も今年ですでに4年目を迎えています。この計画は2011年から2018年までの長期にわたるものなので、このほど後期の4年にむけての改定案が示されました。
かなり分厚いものなので、すべては読み込めていないのですが、ちょっと気になるところがありました。
安倍政権の暴走に始まったことではありませんが、この日本の社会自体が、両性の平等な社会参画を阻害するような社会ですので、一自治体でどうなることでもありませんが、少なくとも「いまだに男性は子育て期にあっても職場に長時間拘束され、家事分担等に必要な家庭生活の時間を確保することが難しい状況にある一方で、女性は家事、子育て、介護などの多くを担い、希望する就労形態で働くことが困難な環境にある」として、問題を指摘しています。
まさにその通りで、こうした労働環境が両性の対等平等な社会参画を阻害している根本原因だと思います。ですので、ぜひその問題が本質であるとして、解決に向けて切り込むことこそ大事だと思うのですが、残念なことに問題意識はあっても対策としては具体的な提起がほとんどありません。「あらゆる産業、業種、企業の大小に関わらず、全ての人が無理なく生活できる社会を目指し、労働環境の見直しを推進します」とあるだけです。
「ワークライフバランスの実現ができる職場環境を」とかけ声をかけてみたところで、根本的な労働時間が減らなければ、いつまでたっても多くの男性は職場に縛り付けられます。労働時間を減らし、過密労働をなくして、賃金は上げる、そして、本当の意味でゆとりのある生活ができるようにすることこそ、本質的な解決方法です。その点で、政府に労働法制の整備を求めたり、労働者の賃金アップや労働時間短縮政策を求めたりすることも、しっかりと書き入れてほしかったと思うのです。
政府は、そうしたことなしに、「男女が共同で社会参画を」と言っていますが、それは、「男性は24時間会社のために働け、女性は家事も育児も介護もしながら会社と社会のために働け」と言っているように感じられてなりません。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!