来春の介護保険料は6,591円(基準額)に

活動日誌
12 /17 2014
 上越市はこのほど、来年からの3年間の介護保険事業計画における介護保険料の見込みを議会に報告しました。
 それによると、65歳以上の第1号被保険者の標準的な保険料は、月額6,591円。これは、今年までの3年間の保険料6,525円に比べて66円の引き上げになっています。
 今年までの保険料は、全国で3番目、市としては全国最高額でしたが、それがさらに引き上げられることになりますので、引き続き全国でも最高水準になることが予想されます。
 なお、このように高額になる原因のひとつに、国のひどいしくみがあります。それは、介護にかかる費用の総額のうち、65歳以上の高齢者に負担させる割合を、年々高くするというやり方です。今年までの3年間は、総額のうち、高齢者が保険料として負担するのは21%でした。来年からはそれが22%になるのです。これでは、介護費用が増えなくても、負担だけは増えるということになります。全くひどいやり方です。
 また、こうした高額な負担になることを避けるために、市町村が独自に一般会計から繰り入れをすることを、国は基本的に認めていません。そのため、上越市も一部を除いて繰り入れをしないため、保険料は年々高くなるというしくみです。
 「とにかく高い保険料を何とかしてほしい」この願いは市民共通です。国がなんと言おうと、一般会計から大幅な繰り入れをして、保険料負担を軽くすることが、緊急に求められているのではないでしょうか。
 さて、実際の保険料は、上に示した基準額の通りではありません。実際の保険料の算定にあたっては、上越市としてもいろいろな工夫をしています。
 保険料は、所得に応じて細かく設定され、低所得の方は負担が軽くなるようになっています。もともと、上越市は国の示した所得区分を細分化して、より実態に合うようにしてきていますが、今回の設定に関しては、その所得区分をさらに細分化して、より丁寧に対応するようにしています。
 また、基準段階と言われる所得層の保険料も、標準額そのままではなく、2%だけ下げたほか、他の所得層でも少しづつ下げています。
 さらに、低所得者向けの軽減策として国の定めた軽減率を上限まで適用して、できるだけ負担が軽くなるように、一部jこ公費を投入しています。
 この結果、どの所得層でも、実際にはこれまでよりも保険料負担は軽くなっています。
 こうした点は、積極的な点であるといえます。
 しかし、前述のように、もともとこれまでが高すぎるという点があるほか、要支援の方をはじめ、これまでのようなサービスが受けられなくなるといった点がありますので、手放しでは喜べません。
 サービスの実態が今後どうなるかは、引き続き注視が必要ですので、しっかり見ていきたいと思います。

コメント

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 保険料…税金ですからね

> もっとみんなが関心を持ってよい事ですが、難しくてわからないという方々が大半ではないでしょうか。わかりやすい説明はありがたい事です。大分以前、風呂屋で【上越市は人口あたりの病院数が多いから保険料が高いのは当たり前仕方がないのだ。】などと力説する方もいましたが…実際にはさて(笑)?
>  色々、御世話になりました。時々、拝見させていただいています。
> 本間ですe-mailアドレスは携帯アドレスです。

ありがとうございます。読んでいただけるだけで、心強い励ましです。今後ともどうかよろしくお願いいたします。

ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!