施設使用料が1.5倍に?!

活動日誌
11 /14 2014
 今日の市議会行政改革特別委員会で、市は市内の公共施設の使用料を引き上げることを検討していると説明がありました。
 その主旨は、「施設の維持管理経費の大部分が、施設を利用しない人を含む市民の税金によって賄われている現状を踏まえ、施設の維持管理経費に基づく使用料を算定し、施設利用者から利用に応じた適正な負担を求めることにより、施設利用者と施設利用者以外の負担の公平性を確保する。」ということのようです。つまり、これからはコストに見合った使用料を徴収するということが基本的な考え方です。
 これは一見まっとうなことのように見えますが、大事なことが抜けています。それは、公共施設は、民間企業が商売でやっているのとは根本的に異なるという点です。もちろん、今回の検討の内容では、建物の使用料を算定する際に建築費用に見合う減価償却は考慮に入れていませんので、改訂後の使用料の例も、民間施設と比べると割安であることは確かです。しかし、経常的な維持管理コストは使用料でまかなうことを基本にするという考え方ですので、施設によってはかなりの引き上げになります。一応、激減緩和として、引き上げ幅は1.5倍を最高とするとしていますが、よく使われる施設では、軒並み最高の1.5倍になっています。これでは実際にはたいへんです。
 そもそも、こうした公共施設は、税金で建てて格安で市民が利用できるようにするという行政サービスの重要なひとつです。ですから、ある意味でコストを度外視して広く利用しやすくするというのが基本のはずです。それを、コストに見合う金額にするというのであれば、考え方は民間施設と変わりありません。そのうち、「維持管理費に加えて建物の減価償却費も」なんてことになれば、民間施設と全く同じになります。なにか大きな勘違いではないでしょうか。
 いずれにしても、収入は増えないのに物価や負担だけは増えるという、アベノミクスの政治災害にさいなまれているこのご時世に、さらに負担増がのしかかってきそうです。みなさんのご意見をお待ちしています。
 引き上げを検討している施設の使用料のごく一部を紹介します。
  市民プラザ(第一会議室) 1時間あたり 700 → 1,050
  直江津学びの交流館(多目的ホールA) 1時間あたり 290 → 430
  レインボーセンター(和室(松)) 1時間あたり 160 → 240

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!