「女優」とは言え、こどもだもの

活動日誌
05 /04 2014
 聞くところによると、子役として有名な芦田愛菜さんの映画「円卓」では、寝転がる「変態ロリコン親父」の顔を、愛菜さんが踏みつけるシーンがあるのだとか。
 「女優」とは、なんてたいへんな仕事なんだろうと、他人事のように聞き流すところでしたが、そのことを指摘したある人の文章で、この芦田愛菜さんがまだ成長期のさなかのこどもであることを、今更ながら気づかされました。くだんの指摘をした人は、子役をしている生徒に何人も出会ったそうですが、どの子も、心と体への健康被害が心配と言います。スケジュールに追われ学校行事に参加できず、仲間からも腫れ物扱いされる疎外感、深夜までの撮影や台本覚えのための学業不振による自己嫌悪。極度なダイエット、パーマや化粧による健康被害。ステージママと父親の不仲や離婚、マネージャーとのギャラトラブル、ストーカーなど、周囲の大人の醜態。例を挙げればきりが無いほど、こどもらしく生きる権利を奪われているとのことです。
 この芦田さんも、ドラマとはいえ9歳で「ポスト」と呼ばれ、「変態親父」を足蹴にするようなことをさせられています。女優としての活躍ぶりよりも、こどもらしくない立ち居振る舞いやまなざしが気になると指摘しています。そして、「撮影後の心のケアはできているのでしょうか。ゆっくり豊かに生きるこども期を剥奪されたこどもは、大人になったときに、果たしてこどもを大切にする立場に立てるのでしょうか」と指摘しています。
 まさにその通り、一部の特殊な「セレブ」として片付けてはならない問題を、ここでははらんでいるような気がします。こどもは、どんなこどもも一人一人がとことん大切にされるべきもの。一人の例外は、それが広がっていくことで、例外ではなくなります。それぞれに置かれた事情が複雑化している現代では、「この子はこういう事情だから」ということで、簡単に例外にされてしまい、大切にされる権利を奪われてしまいかねません。一人の例外も出さず、とことん大切にするという姿勢を貫くことが、今問われていると思います。

コメント

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深夜?

子役さんの撮影は夜8時までとなっているはずですが。むしろ、子役さん達の撮影を時間内に進めておくる必要があるために、大人の役者さんの方が夜遅くの撮影になったりもしています。
「円卓」公式HPもご覧になってみてください。該当のシーンについて監督やスタッフさんは十分気を配られています。
芦田愛菜ちゃんは読書が好きですから、作品や登場人物の背景や心情についてきちんと理解することが出来ますし、子供らしさもたくさん持っています。お友達とも遊ぶし、体を動かすことも好きだし、好奇心も旺盛だし、動物が好きで、自分より小さな子供にも優しい素敵な子です。子供に流行りの文房具だって大好き。そういうこと、ご存知ですか?
簡単に「子供らしくない」とまとめてほしくありません。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!