腹が立つ「有識者」の見解

活動日誌
09 /12 2013
 政府は、消費税増税に関し、8月26日から31日まで60人の有識者から「集中点検会合」として意見を聞いたとしています。その中身を見ると、なんと7割以上の「有識者」が消費税増税に賛成・積極的でした。
 一方で、各種の世論調査では、消費税増税に反対・消極的な人が半数を超えていることから見て、異常な意見集約であったと言えます。
 政府がこうした「有識者」を選ぶ際に、増税賛成派を重点に選んだということが見え見えですが、そもそも消費税増税を目論んでいる政府が自分で選ぶ際に、批判的な人を選ぶはずもなく、「出来レース」であることは、誰でもわかっていたことであるとも言えるでしょう。
 しかし、その中でも、本来なら国民市民の暮らしを守るべき立場の「有識者」でありながら、賛成の意見を述べていることには腹が立ちます。
 その代表格は、「子育て世代には厳しい選択だが、ここで消費税を引き上げなければ子育て支援の充実も図れない」と語った奥山千鶴子・NPO法人「子育てひろば全国連絡協議会」理事長です。
 子育て支援の充実は大切なことです。大いに充実させましょう。しかし、その財源を消費税に頼ったら、自分の懐をはたいて少しだけのお小遣いをもらうようなもの。まるで本末転倒です。
 今、やるべきは、ろくに税金を払っていない設けすぎの大企業に応分の税金を負担させること、大金持ちの行き過ぎた減税をやめることです。収入が多くなればなるほど税率が低くなるような逆転した税制をまず変えることで、消費税増税なしで子育て支援を図ることができるということを、意図的に無視して、世論を誘導しようとしているのでしょうか。だとすれば、無知なのではなく、犯罪的ですらあるといわざるを言えません。
 子育て広場全国連絡協議会は、子育て支援の政策の充実に大きな力を発揮してきました。多くの子育て世代にとっての心のよりどころにもなっています。それだけに、間違った情報をひろめたり、誤った見解を発表したりすることは許せません。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!