最後の砦も壊すのか

活動日誌
09 /29 2012
 厚生労働省は28日、社会保障審議会の特別部会に、生活保護制度見直しと生活困窮者の支援の方向性を示す「生活支援戦略」の素案を提示しました。素案では、生活保護の不正受給に対して罰則の引き上げや制裁金の導入など、具体的な厳罰化の方針も盛り込んだほか、親族が扶養できないことを証明させるというとんでもないことを打ち出しています。
 生活保護は、まさに生きていくための最後の砦です。万策尽き果てて、いよいよ最後にすがるという例がほとんど。その最後の砦にたどり着く際には、精も根も尽き果てて、今日の食事代もないという場合もあります。そこで、「親族を探し出して扶養できない理由を証明しろ」というのは、「今ここで死んでみせろ」と言うに等しいしうちです。中にはDVを受けて、親族に居場所を知られること自体が即死を意味する例だってあるのです。
 そもそも、不正受給が増えているといっても、率にすると「大山鳴動して鼠一匹」どころか、蚤一匹ほどのもの。丁寧に対応することで、やくざがらみの不正は防げるはず。それを針小棒大に騒ぎ立てて、多くの困っている一体を犠牲にするのは、いつもの政府のやり口です。自分たちは儲けるだけ儲けておいて、困っている人たちは簡単に見捨てる、いつから日本はこんな情けない国になったのでしょうか。
 自民公明も、民主も「みんな」も「維新」も、好きな言葉は「自己責任」。この言葉は、わかりやすく翻訳すると、「弱肉強食」です。

コメント

非公開コメント

ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!