教科書が分厚く

活動日誌
06 /15 2011
 来年度の中学校の教科書のページ数が大きく増えます。この3月に文科省が発表した2010年度教科書検定結果によると、全教科の平均ページ数は前回の2004年度検定に比べて24.5%、その前の2000年度と比べると36%も増加しました。
 文科省によると、思考力や表現力を考慮した教科書が増えたとしているようですが、これだけ教科書が分厚くなると、詰め込み教育にますます拍車がかかる懸念もあります。
 ピサといわれる国際学力調査などで日本の子どもたちの学力低下が浮き彫りになったことに危機感を感じた政府当局の指示が感じられますが、そもそもこの学力調査で指摘された日本の子どもたちの問題点は、知識の量ではなく論理的な思考や表現力、考察力などであって、教科書の量を増やして解決する問題ではありません。
 小さい頃からこむずかしいことを押しこんで、それに耐えられる便利な「秀才」を早くから選別していこうという意図すら感じられます。
 教員時代、子どもたちの発達段階にあった教材探しや教材づくりに夢中になり、じっくり時間をかけてともに学び合うことに取り組んできましたが、そうしたことはするなというような教科書の編集です。困ったものです。

コメント

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小学校の宿題

小一の息子の宿題が多いと思う。親が評価する項目も。詰め込み教育が家庭領域をも浸食していく。親の教育権の侵害では?

ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!