医師が足りない

活動日誌
10 /17 2010
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 下の表は、情報公開条例に基づいて公開された県の資料で、昨年度、県内の132の病院について、県が立入検査によって調べたものです。
 ご覧の通り、医師の不足数が2以上になっている病院は6病院、そのうち上越市が3病院、妙高市が1病院です。
 この実態は、上越・佐渡では必要な医療を安心して受けることができなくなりかねないことを示しており、放置できない重大な問題です。
 市の担当課でもこの問題を重視して、いろいろな手だてで医師確保に奔走していますが、思うようにいかないのが実態です。
 では、どうしてこうした問題が起こるのでしょうか。
 厚労省は、医師の偏在が原因であるかのように主張しています。たしかに、首都圏や都市部では一定の医師の確保がされています。
 しかし、根本の問題は日本の医師が絶対的に足りないこと。 
 上のグラフを見てもわかるように、この間、医療費を抑えることを目的に、医師を増やそうとしてこなかったつけが、地方に医師不足という形で現れているのです。
 もともと先進国の中でも日本の医師数は最低水準でしたが、それをそのまま増やそうとしていませんので、全国どこでも医師不足となっています。
 そもそも医療は、医学や医療技術、医療機器の進歩によって、必要な医師の数は増えてくるという性質を持っています。製造業の工場のように、技術の進歩によって人がいらなくなるということはありません。それを無視して医師の増加を抑えれば、矛盾が生じてくるのはあたりまえです。
 こうした医師数抑制の政策は、財界からの「医療費抑制」の要求に屈して歴代自民党政府が取ってきたもの。民主党政権になっても、その流れが変わらないどころか、菅総理になってからは、自民党以上の財界すりよりの姿勢で流れが加速しそうです。
 いまこそ大きな声を出して、「医師を増やせ。特に地方の医師確保のためにしっかりした政策を」の運動を盛り上げようではありませんか。

上越市内の病院の実情
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医師の不足数が1以上の病院
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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!