どうしてJRには及び腰?

活動日誌
08 /18 2010
 今日の午後急きょ開かれた「並行在来線の安定経営と北陸新幹線の利便性向上をめざす関係団体集会」に参加してきました。
 新幹線延伸まで秒読みの段階に迫り、地域のためになる新幹線と並行在来線を実現させる取り組みが焦眉の急になっています。
 集会の決議では、「並行在来線は運賃の値上げや運転本数の削減、公的負担の増大など、利用者にも不利益が生じることが懸念される。ついては、並行在来線の安定経営と負担に見合う受益の確保を要望」としています。
 まことにその通りで、これまでよりも時間がかかるような新幹線や、住民の足を奪うような在来線経営では、なんのための新幹線なのかわかりません。今こそ声を合わせて、国やJRに向けて、しっかりと責任を取るよう求めるべき時です。
 ところが、今日の集会での知事の発言の中には、あいかわらず解せないものがありました。
 曰く、「JRは、すでにお金を払っている。JRは本来負担すべき赤字部分をリース料として国に納めるわけです。その上にJRにもう一回お金を出せと言ってはたしてJRはのんでもらえるのか、私は無理だと思っています。」というものです。
 JRが本来地方に払うべき赤字補てん分を国に払ってしまったというのならば、それを返してもらうのはごく当たり前です。そしてそれは、受け取った国からもらうということも当然です。しかし、だからといって、JRにはなんにも言わないというのはおかしいのではないでしょうか。受け取った国も国なら、支払ったJRもJRです。双方にきちんとものを言って、責任を果たしなさいと言うべきではないでしょうか。
 そもそも、JRに何も言わないというのは、並行在来線の経営をJRから分離するという枠組みを無条件に受け入れたうえでの話です。その枠組みが根本的におかしいのですから、そこからメスを入れて、JRはJRとして、公共交通としての責任を果たしてほしいというのが、知事の最初の仕事ではないでしょうか。
 まったく、だれに対して何を求めるのかがよくわからないというのが、率直な感想です。

挨拶する泉田知事
20100818izumita

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!