旧第四銀行の建物

活動日誌
05 /21 2010
 5月18日付で、市長から議員宛に「旧第四銀行高田支店の耐震診断調査の結果について」という報告がありました。
 それによると、昭和6年に建てられたこの建物(昭和40年に増築)は、予想よりも強度があり、現状では耐震判定指標は下回っているものの、必要な耐震補強の工事は約2400万円程度で済むだろうとのことです。
 まずは一安心。せっかく寄贈を受けた建物であっても、耐震補強に数億円もかかるようでは、いったい何のために寄贈を受けたのかわからなくなります。その点でかなり心配の声がありましたので、この程度の費用でうまくいくのであれば、それはそれで喜ばしいことです。
 近くの大和が閉店したこともあり、この建物が本町の活性化の一つのきっかけになれば、なによりです。
 ところが、ところがです。
 これまで銀行の事務所として使っていた建物ですから、不特定多数が利用する「集会施設」に変更するということになると、階段や廊下を確保したり、消火栓を付けたり、エレベータを新設したり、トイレを改修したりと、相当大きな改修が必要になってきます。今回の報告ではその改修の費用の概算にも触れられていました。その費用の見込みは、設計費や消費税を除いて約4億5千万円というもの。しかも、実際の改修に当たっては、さらに細かい改修箇所の検討が必要であり、金額も相当に変わってくるだろうとのことです。
 こうした改修は、古い建物であればどうしても必要なものですし、この程度??の費用であれば、更地に新設するよりもずっと安いのかも知れません。しかし、4億5千万となると、たかだか数十万円の金しか扱ったことのない身としては、ドキドキしてしまうような金額です。
 3月議会では、新施設建設の検討について、討論で「施設は、それぞれについて市民的な合意が必要な施設であります。それだけに、市民生活を圧迫しないよう数年間を見通した財政計画を提示した上での計画策定とすべきです。また、経済活動の地域内循環を念頭に置き、どんな地域経済を作っていくのか、そしてそのために必要なものであるのかどうかを見据えた上で計画すべきです。さらに、市長が繰り返し強調している住民自治の精神を生かす上でも、住民参加で設計し、住民参加で運営できるものにしていくことが重要であると考えます。」と述べました。ここでは、市長の公約である「産業厚生会館」や「新水族館」を念頭に置いて発言したものですが、旧第四銀行建物についても同様なことがいえます。くれぐれも軽々な判断で先走ることのないようにすべきと考えます。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!