げたばきヘルパー

活動日誌
11 /11 2009
 長野県栄村といえば、有名な秋山郷の村です。日本でも有数の豪雪地で、1945年2月12日には、JR宮野原駅構内で、7m85cmの積雪を観測し、同駅に日本最高積雪記録として積雪標柱が建てられています。
栄村のホームページ
 そんな豪雪の村ににあって、山里に点在する集落では、民間事業者の参入は期待できません。しかし、村の高齢化率は高く、約2500人の人口のうち、44%が高齢者。1人暮らしの高齢者も200人を超え、2人暮らしもほぼ200世帯に上っています。したがって、自治体が中心となってサービスを提供せざるを得ません。
 栄村では、隣近所の住民が都合のつくときに出動する「げたばきヘルパー」の制度を作り、村をカバーしています。「げたばきヘルパー」とは、村が村民を対象に講習を開いてヘルパーを養成し、ヘルパーのワーキングチームを作って、24時間カバーする態勢を作った制度です。文字通り24時間ヘルパーが駆けつけ、安否の確認と介護が担える態勢づくりをめざしています。
 「げたばきヘルパー」の名前は、隣近所なら下駄を履いて真夜中でも雪の中でも駆けつけられる、という事から名付けられたそうです。「住民パワーによる住民による安心ネットで、高齢者が住み慣れた郷土で暮らせる村づくりを目指しています。」としていますが、その効果もあり、65歳以上の介護保険料基準額は全国平均に比べ大幅に低くなっているとのことです。
 もともとこの栄村は、高橋彦芳村長のもと、「住民が行政とともに行動する実践的自治」をスローガンにしてきたところ。「地域にやさしい、地域に合ったものに直していく」ことを実践してきた取り組みを進めてきた結果ともいえます。
 介護保険料の値上げや利用料の負担で、十分な介護を受けられない、受けにくいという声が盛んに寄せられています。介護保険制度をさらに使いやすく、抜本的に改善する取り組みと同時に、栄村のような事例を学びながら、自らの地域にあわせた工夫と取り組みを進めていくことも必要であることを感じています。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!