足りない特養

活動日誌
10 /16 2009
 上越市内では、特別養護老人ホームの入所希望者(待機者)が1000人を超えており、早急な対処が求められていますが、そのことを実感しました。
 実はこのたび、母の入所申込書を何カ所かの施設に出したのですが、その数カ所すべてで100人を超える待機者がいるとのことで、一様に「いつ受け入れることができるかわからない。はっきり言うことができず申し訳ない」というお話でした。
 どの施設でも、「何カ所かに申込書を出してみてください」とのことで、事前にいくら見学して気に入ったところを選んでも、実際には「うまく当たったところ」になんとか受け入れてもらえれば幸運というのが実態のようです。
 入所を申し込む人は、在宅での介護が限界に達して、ぎりぎりのところに追いつめられているのが実態ではないでしょうか。一日も早く、極端な言い方をすれば、申し込んだその日からすぐに入所したいというのが実感でしょう。それが、「何年待ちになるかわからない」という実態では、いったい何のための介護保険なのかわかりません。
 どの施設も、入所されている方に丁寧な介護をなさっています。まさに頭の下がる思いです。しかし、一方にそうした施設介護を受けることができずに在宅で必死になっている家族もいます。その実態から目をそらすことなく、「希望すればすぐに入所できる」環境を整えることが行政にとって今すぐ必要です。
 なお、実は申込書の提出に際しては、ちょっと困ったこともありました。
 あとでわかったことなのですが、申込書を出すには、それぞれの施設の生活相談員の方との面談が必要である場合が多いことが広く周知されていないことです。
 また、それぞれの施設を見学して、気に入った施設に申し込もうと思ったのですが、感染症予防の観点から見学ができない施設があったり、申込書の用紙をもらうにも予約が必要であったりと、さまざまな対応で少々戸惑いました。
 結果的には、統一様式の申込書をあらかじめ何枚か作っておき、在宅のケアマネさんの意見書など必要書類をしっかり準備した上で、それぞれの施設に申込に当たっての面談予約を申し込むという手順が必要のようです。こうした、あまり一般的ではない申込手順がほとんど周知されていないのではないでしょうか。
 特養への申込は、しょっちゅうするものではありません。最初で最後という場合も少なくないと思いますので、「常識」や「慣れ」は通用しません。特殊な手順が必要であるのならば、そのことをきちんと周知するというのも、行政の役割であると思った次第です。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
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