自衛隊の武装走訓練、これまでも?

活動日誌
10 /14 2009
 自衛隊による武装走訓練-小銃などを携帯して住宅地や農道などを車両とともに走る訓練-についてのお知らせが、16の町内会で回覧されていることが、先週明らかになりました。
 当初の予定では、今日14日水曜日に三郷地区で、約30名の隊員が小銃(実弾抜き)を携行し、戦闘靴を履いて重車両とともに走り回るという計画です。
 前日に自衛隊から連絡を受けた上越市が回覧文書を出したもので、自衛隊からの連絡を鵜呑みにして、そのまま通知したようです。また、この件は市長副市長のみならず担当部長さえも関知していないことも明らかになりました。(市民からの抗議もあり、その後自衛隊はこの訓練を中止したようです)
 こうした市民不在の対応に対して、日本共産党議員団は、市民クラブの本城議員、小関議員とともに総務部長らと会見し、市に対して強く抗議しました。
 昨日行った会見では、本城議員が参加者を代表して「今回の訓練は非核平和友好都市宣言にふさわしくないものである」と抗議の意思を伝えたほか、橋爪団長は、「今回の(訓練)情報を聞いて、びっくりしたのは2点だ。ひとつは、自衛隊が白昼、しかも子どもたちが通学する時間帯に武器を持って走り回るという計画の非常識。もうひとつは市の対応だ。自衛隊から連絡を受けたら、こんなことはやめてという申し入れをすべきなのに、関係町内会に『こういうことがあります』という連絡をした。これは問題だ。14日の訓練は中止となったが、おそらくまたやろうという計画が出てくるだろう。今後はやめていただきたいとはっきり申し入れてほしい」とのべました。
 約40分に及ぶ会見のなかで明らかになったことは、
① 自衛隊はこれまでも市民の目に触れる場所で小銃などを持って訓練をしてきたこと、
② 市としては自衛隊から訓練をするという連絡を受けて、時間帯等の変更を要請したこともあったこと、
③ 今回の訓練については総務部長も市長も知らなかったこと、
④ 市長名で関係町内会長(16町内会)に出した「お知らせ」は課長決裁だったこと、
などです。
 交渉の中で、市村総務部長は訓練そのものをやめるようには言えないが、市民や議員から抗議の声があったことを自衛隊側に伝えるとともに、市民への連絡にいたるまでの対応のあり方を検討すると約束しました。
 これまでも武装した隊員による訓練がしばしば行われてきたことには、駐屯地をかかえる上越市として、もしかすると鈍感になっていたのかも知れません。しかし、武装した兵士の訓練というのは、重大な示威行動の意味を持つこともあります。思い出すのは、いわゆる「関特演」です。
 それほど大げさではないとしても、「核廃絶」「平和擁護」の世論が世界的に高まってきているこの時代に、武装した訓練は明らかに時代錯誤。また、子どもを含めた市民の目に触れたときに与える畏怖や恐怖といった影響は、ほんの少しであっても重大です。
 聞くと、「夜、山麓線をクルマで走っていたら、顔を黒く塗った隊員が小銃をかかえて歩行訓練をしていて、非常に不気味だった」という声もありました。こうした市民の声、そして行動にさらに敏感にならなくてはと思った次第です。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!