並行在来線どうなる-学習会に参加

活動日誌
10 /12 2009
 「暮らしと地域を支える鉄道の充実を目指す新潟県連絡会」主催の学習会に参加してきました。
 テーマは「新しい民主党政権のもとで北陸新幹線・並行在来線はどうなるか」です。
 公共交通を良くするとやまの会の渡辺眞一さんを講師に迎え、今後の並行在来線を守る運動の方向性を学びました。
 渡辺さんはこの学習会に先立って九州新幹線「長崎ルート」・並行在来線の調査に入りました。同新幹線はフリーゲージトレインによる狭軌鉄道の新幹線ですが、JR九州が並行在来線の経営を今後少なくとも20年間は継続するというこれまでにない合意がされたことで注目されています。その実態が報告されましたが、地元では「名ばかり新幹線」と呼ばれるほど、新幹線開業のメリットが少ないこと、在来線の経営を継続するとは言ってもJRは絶対に採算が補償されるような仕組みになっていることなどが明らかにされました。
 次の点は仮に並行在来線がJRから切り離されるとしたら、受け手の三セクはどのような経営形態になるかという点です。肥薩オレンジ鉄道を除き、他の現行三セクは県別会社になっていますが、この形は多くの問題を抱えています。もともと旧国鉄そのものが全国的経営を基盤にして設計されたものである以上、県境分離は利用者にとって不便で不利益になるばかりです。その点での検証や今後の方向が示されました。
 重要なことは、並行在来線存続のための「10原則」(文末に掲載)を大切にしていくことと、国とJRの責任で確実な運営ができるようにすること、特にJRに社会的責任をしっかり全うさせること、この点が強調されました。
 その後、前県議の五十嵐完二さんから、泉田知事と新潟県の方針についての検証が行われました。国の地方負担押しつけの姿勢を追求する姿勢はともかく、現実には混迷しはじめている泉田知事の現状を分析する発言でした。

並行在来線存続のための10原則
① 電車を維持する。
② 複線(信越本線は多くは単線)・電化を維持する。
③ 列車本数を増やす。JR線や私鉄との接続を便利にする。
④ 運賃を高くしない。初乗り割高感を解消する。
⑤ 駅のバリアフリー化と利便性の向上。
  駅員がいる駅、車掌がいる電車を運行する(すべて正社員でなくてもよい)。
⑥ 所要時間を短縮する。
⑦ 安全を確保する。事故・災害に対応する国の制度・補助を確立する。
⑧ 地元や地域の負担を軽減する。
⑨ 経営基盤が強い経営主体をつくる。
⑩ 駅とバス、コミュニティバスなど公共交通機関とシームレスな運行にとりくむ。


在来線学習会

コメント

非公開コメント

ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!