小耳に挟んだ「ちょっといいはなし」

活動日誌
09 /09 2009
 春日山駅を出ると、すぐ目の前にあるのが、昨年オープンした春日地区の集会施設「春日謙信交流館」です。郷土の英雄上杉謙信公の名をとったネーミングです。
 この施設、実は開館当初はトイレットペーパーが無駄に使われたりゴミが散らかされたりと、マナーの悪い使い方に悩まされたそうです。その中心は家庭などに居場所を見つけることのできないと思われる青少年たち。つまり生き場所を失った若者たちが「たむろ」する場所になったとのこと。
 そこでこの施設の職員はどうしたか。普通なら追い払ったり大声で叱ったりということになりかねません。しかし、ちがいました。こうした若者たちとじっくり話し合ったり、施設内の調理実習室でともに調理をしたりと、若者たちの心のひだに寄り添う努力を重ね、十分に人間関係を作る中で、「悪いことは悪い」「マナーは守ろう」と説得し、その後マナー違反の行動は鳴りを潜めてきたという話です。
 世の中不況であまりいい話を聞きません。世間の見本となるべき高級官僚や国会議員のスキャンダラスな話、儲けるだけ儲けて都合が悪くなると平気で働く者をクビにする大企業など、マナーどころか人間としての尊厳も踏みにじられがちな世の中です。
 そんな中で聞いたちょっといい話です。
 この街はやはりあたたかい町だなと感じた瞬間でした。

春日謙信交流館

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!