中山間地をどうする

活動日誌
08 /05 2009
 市議会中山間地対策特別委員会が先日開かれ、中山間地域振興条例づくりに向けて具体的な作業を開始しました。
 上越市の市域の6割は中山間地です。中心部の平地を囲むように中山間地があります。よそと同じように人口の減少が著しく、農林水産業が衰退し、集落機能は低下の一途をたどっています。そういうなかでこの上越市の中山間地の特色、特徴はどこにあるのか、どういうところに中山間地の価値を見出していくのかという議論になったようです。
 さて、中山間地の抱えている問題の一つが広がりつつある耕作放棄地。写真は市内の某所。左半分が約25年間耕作を放棄された土地、右側は現在も耕作されている土地ですが、見てわかるように、左側はうっそうとした林?になってしまっています。ここを再び耕作可能な状態にするには、原生林を切り開くよりももっとたいへんな労力が必要だとか。
 先人が長い時間と労力をかけて切り開き、私たち日本人の暮らしを文字通り支えてきた農地を、ごく最近になってこうしてダメにしていることは、自然への冒涜であり、先人への冒涜です。自民党による農産物の輸入自由化や市場原理の持ち込みなどのこれまでの農政がまねいたこうした現状を見るにつけ、政治をかえて国土を守らねばという気持ちになります。
 農地は、自然災害から私たちを守ってくれる役割もはたしています。特に中山間地の農地は、その大きな保水能力で洪水や土砂崩れなどを防いでいます。一説によると、中山間地の農地保全の効果は、ダムなどの土木工事に換算すると10兆円規模になるとか。金額だけで考えるべきことではありませんが、それだけの効果がある農地保全に、本腰を入れて取り組もうとしない亡国の農政を続けさせてはなりません。
20090717145853.jpg ← クリック

コメント

非公開コメント

ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!