視察報告 その2 川越市

活動日誌
07 /10 2009
 川越市は、朝の連続テレビ小説「つばさ」の舞台。ともにNHKテレビで売り出し中という点では上越と同じですが、観光の規模はかなり違います。もともと川越は「小江戸」と呼ばれるほどの江戸情緒のある街で、川越祭りや伝統的建造物など観光の目玉がいくつもあるところです。視察の日も、都内を中心に多くの中高校生を中心とした旅行者であふれていました。
 さて、そんな川越市ですが、市民の間で地球温暖化対策の意識を高めてもらおうと、エコチャレンジファミリー認定制度という取り組みを行っています。これは、家族みんなで楽しみながら省エネに取り組めるようにと、簡易電力計などを貸し出して、家庭での電力消費量を記録し、省エネ意識を高めようというものです。
 1996年から市としての地球温暖化対策を始めたそうですが、まず始めたのが、「1%節電運動」。昼休みの消灯や階段利用の促進、クールビズなど、行政職員から率先し、1999年からはプラス1として、庁舎内のゴミ組成を調査して徹底的にリサイクルを追求したそうです。その結果、庁舎内から出るゴミがなんと10分の1になったとのこと。庁舎で使うフラットファイルなどは、ここで出た古紙で川越ブランド製品として作ったものを使っているとか。
 その1%節電プラス1運動を市民に展開する取り組みが「エコチャレンジファミリー認定事業」です。
 この事業、たいそうお金がかかるのではないかとも思ったのですが、実は、最初の貸し出し器具の購入に100万円ほどかかっただけで、あとは毎年数万円の予算でやっているそうです。市民にすれば、電力計で家電製品の電力が目で見える形で出てきて、ちょっとした工夫で省エネができることが実感できるので、たいへん好評だそうです。電力計をゆずってほしいという申し出もあるそうで、市民の中に意識が浸透している姿を感じました。
 市民の感想を見ると、「たいへん楽しくできた」とあり、これなら多くの市民に広がるはず!と感じたところです。
 なお、川越市で市民に貸し出している「ワットチェッカー」という家電の個別電力計をWebで調べたところ、安いところでは4000円台で販売されています。こうしたもので楽しく省エネに取り組めるのならば、実際にやってみてはいかがでしょうか。

川越時の鐘
川越市のランドマーク「時の鐘」

川越陶舗
「つばさ」にも出てくる伝統的建築物

川越電力計
手に持っているのがワットチェッカー、手前は家庭電力計

川越アート
階段利用を促進するための市民アートの展示
階段にもたくさんの作品が展示されています

川越表示
各階にこのような掲示が・・・

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!