視察報告 その1

活動日誌
07 /09 2009
 昨日まで、市議会厚生常任委員会の行政視察に行ってきました。
 1都3県、5つの自治体のそれぞれの取り組みを学んできましたので、一つずつ紹介したいと思います。
 最初は群馬県太田市の太陽光発電に関する取り組みです。
 同市は日照時間が年間2000時間と、全国的にも有数の長さを誇ることや、地球環境保護に向けた考え方が全市的にも進んでいることから、太陽光発電システムの普及に積極的に取り組んでいます。
 その一つは、太陽光発電システムの導入奨励金制度です。市民が住宅に太陽光発電システムを設置すると、奨励金を支給するという制度です。
 システム導入への補助金制度は上越市にもありますが、大きな違いはまずその金額。一般的な4kwの場合は24万円ですから、上越市の6万円の4倍です。次は対象件数。年間150件の補助を10年続けて、1500件の新規設置をねらっているとのことです。人口や世帯数は上越市とほぼ同じですので、50軒に1軒は太陽光発電の家にしようということになります。これだけの規模で導入することになると、かなりの影響が出ることでしょう。明確な政策的指向が感じられました。
 興味を引かれたのは、補助金として支給されるのが市内だけで使える金券であること。市内1500店舗で使える独自の金券をかなり前から導入しているそうですが、地域での買い物を奨励し、市内の経済振興を目的にしている取り組みです。
 二つめの取り組みは、土地開発公社が開発した住宅団地(パルタウン城西の杜)での大規模な太陽光発電システムの実証研究です。「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の事業に、全体で777戸のうち553戸が実証研究に参加していますが、これは集中箇所としては全国最大規模といいます。
 写真のように軒並みの家屋に太陽光発電パネルが設置され、庭には各戸に蓄電池や計測機器を収納している屋外収納庫が置いてあります。あくまで実験ですから、住民はパネルのメーカーを選んだり、自由に設置方法を変えたりはできませんが、NEDOの費用で設置でき、発電した電機を使用できるというものですから、住民にとってもいい話です。
 団地の一角には、市が作った「スーパーエコハウス」(太陽光発電だけでなく、太陽熱や地中熱を使ったり断熱性能を強化した省エネルギーの建物)もあり、エコ技術の普及や啓発にも一役買っています。
 そのほか、公共建物のほぼすべてに太陽光発電パネルを設置するなど、数々の取り組みが進められています。「環境と経済の好循環のまちづくり」というコンセプトがはっきり感じられるまちでした。

太田市視察1
軒並み太陽光パネルが設置されている「パルタウン城西の杜」

太田市視察2
このパネルで実証研究です。

太田市視察3
スーパーエコハウスの外観

太田市視察4
スーパーエコハウスの説明パネル

太田市視察5
市役所庁舎にも透過型太陽光発電パネルが設置されています

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!