議会の活性化って

活動日誌
06 /10 2009
 今、全国の自治体で「議会の活性化」が話題になっています。インターネットで検索すると何百万件もヒットします。
 上越市議会でも、昨年から始めた議会報告会や、充実しつつある本会議のインターネット中継、そして議論が本格化した「議会基本条例」の検討と、活性化に向けた取り組みや議論が進んでいます。
 ところで、どうして議会が活性化することが必要なのでしょうか。
 それは、とりもなおさず市民の利益が増すことにつながることだからのはずです。
 先日聞いたある先輩議員の話では、「以前は議員は名誉職のようなもので、議場に座っていることが仕事だった、それを市民の声を行政に反映させるように改革してきた」とのことでした。このように、これまではまず議会をまっとうな議会たるものにするという立場での改革が進められてきたようです。
 これからは、それを一歩進めて、より中身の濃いものにすることが必要でしょう。
◆基本は、民主的な行政運営をどれだけ市民の立場から進めることができるかということ
 民主的な運営の基本は、より多くの市民の思いを実現することです。そのためには、多様な市民のニーズをいかに反映させるのかということでしょう。
 21万人の市民には、21万通りの思いがあります。もちろん完全にすべての思いを実現させることができるものではありませんが、どれだけその思いをくみ取って行政運営に反映させるかということが、今問われているのだと思います。
 議会の議論は、これまで行政の執行者への質疑や質問に偏ってきたことから、議員同士の話し合いや議論を大いに進めようということが強調されています。もちろんそれも大切です。しかし、議員同士の話し合い重視から、議会としての合意づくりをめざすのだというが目的になってしまってはいかがなものでしょうか。
 議員それぞれが多様な市民の声を背負ってきているのですから、安易に一つの見解にまとまるものではありません。むしろ、いかに多様な見解を出せるかが多数の議員が存在する議会の強みであると考えます。
 したがって議会活性化の第一のポイントは、議会内の合意づくりではなく、市民の多様な思いの反影であると思います。
◆議員定数も、多様な思いくみ取ることを視点に
 地方自治法では、現在の上越市の人口規模での議員定数は上限38名と定められています。この規定じたい以前はもっと多いものでした。また、欧米では、人口に対する議員の数はもっと多いと聞きます。
 市民の多様な思いを丹念にくみ取り、日常的に市民の願いを市政に反映させるという議員の責務をまっとうするには、できるだけ多くの議員を確保すべきです。
 もちろん無原則にというわけにはいきませんが、少くとも法定上限を確保するという立場が重要なのではないでしょうか。
 名誉職として座っていればいいという議員なら、定数削減は当たり前です。しかし、実に多様な市民の声をしっかり反映させるための議会であれば、多いにこしたことはないはずです。
◆議会活性化の多様な視点
 さて、議会活性化にはいろいろな視点があります。下は全国にさきがけて「議会基本必条例」を策定し、活性化にとりくんでいる北海道栗山町の条例のポイントです。
 これがすべてではありませんが、今後各視点について学びつつ深めていきたいと思います。

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ひららぎ哲也

 27年間の私立高校教員を経て、日本共産党の上越市議会議員になりました。
 学校での教育実践のモットーは「一人ひとりを大切に」。学校の枠を超えて、若者が夢と希望を語れるような上越市を作ろうと、市政改革に挑んでいます。
 明るい街作りは暮らし応援の市政から。市民が主役の上越市政に挑む「ひららぎ哲也」に大きなご支援を!